僕は、チョコレートが好きなのですが、バレンタインデーが近づくとチョコ断ちを余儀なくされます。
どうして?
決して、モテモテでバレンタインデーに、食べきれないほどのチョコを貰い、鼻血が出るほどチョコまみれになるからではありません。
・・・言ってて悲しくない?
悲しい・・・
なんというか、寒い時期は無性にチョコレートが食べたくなるのですが、バレンタインデーという特別な日があるせいで、チョコレートを買うことに抵抗が生まれる・・・。
その理由は、店員さんに
「あの人、バレンタインデーにチョコがひとつも貰えないから、自分で用意して『いや〜、モテモテで困っちゃうな〜』なんて、周りの同類たちに見栄を張るつもりなんだ」とか、
「バレンタインデーにチョコがひとつも貰えない寂しい男だから、バレンタインデーの気分を味わうために自己チョコ用意しているんだ・・・」とか、
どう考えても、寂しい男だと思われてしまいそうだからです。
自意識過剰・・・
なので、僕は一月末から二月中・・・バレンタインが終わっても、しばらくはチョコを自分で買うことができません。
「ギブミー、チョコ。プリーズ」
僕がチョコ好きをアピールしているのは、あなたからの愛の詰まったチョコ・・・愛情たっぷりで甘いチョコを頂きたい。もしくは、チョコがなくても、あなたの愛に包まれたいからです。
ぜひ、送ってください!!
ヤダ
この記事では、バレンタインデーという男性にとって過酷なイベントについて、考察したいと思います。
バレンタインデーとは
Google先生・・・というか、みんな大好き『ウィキペデア』によるとバレンタインデーとは、以下のように説明されていました。
バレンタインデー(英: Valentine’s Day)、または聖バレンタインデー(バレンタインデー)・セイントバレンタインデー(英: St. Valentine’s Day)は、キリスト教圏の祝いで主に欧米で、毎年2月14日に行われるカップルが愛を祝う日とされている。家族や親友などと祝う人もいる。
元々269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した「聖ヴァレンティヌス(テルニのバレンタイン)に由来する記念日」だと、主に西方教会の広がる地域においてかつて伝えられていた。
この日は、キリスト教圏では一般に恋人や家族など大切な人に贈り物をすることが、習わしとなっている。
非キリスト教圏である日本においては伝統的に「女性が男性にチョコレートを贈る日」とされてきた。一方それに対して国内で批判や不満もあり、日本におけるバレンタインデーの様相も変わりつつある。
Wikipedoa
だそうです。
ちなみに、僕のバレンタインデーのイメージは・・・
女子に呼び出され、ラブレターと一緒にチョコレートを渡され、心の中では、力強いガッツポーズをしながらも、何気ない表情で「あ、チョコ・・・ありがとう」とクールにチョコを受け取る日。
もしくは、学校(職場)に行ったら、机の中に可愛く包装されたチョコレートがあり、誰にも見つからないように鞄に入れ、にんまりとしながら、授業中に「誰からのチョコだろう・・・」とさりげなく周りを伺う日。
一度も経験はないけど・・・
えっ?! 妄想?
うむ
・・・
非モテの男子にとっては地獄の日
そもそも、学校(職場)にお菓子を持ってくるのは、校則(モラル)違反だし、不良です。謹厳実直な僕には考えられません。
というか、チョコをもらって「付き合おうか・・・」とか、なんか、女子を安く見ているような気がするし、何よりも不純だし、少しいやらしさを感じてしまいます。
・・・ひがんでるでしょ?
はっきり言いますが、僕は、バレンタインデーに女子から呼び出されチョコを渡されるようなチャラい輩や、机の中にチョコが入っているような男子のことを好きになれません。
少なくとも、2月14日に標準を合わせ、風邪を引かないように十分気をつけながら楽しみにしているような僕からすると、幸せを見せつけれているようで、嫌な気分になります。
誰からも声をかけられることもないのに、朝から淡い期待を抱きながら、ドキドキしている男の気持ちがわかりますか?
ソワソワしている女子たちを横目に胸をドキドキさせ、一日中緊張しているのです。なのに、成果がゼロ・・・虚しさだけが僕を包みます。
可哀想・・・
ちょっと僕の思い出話をさせて頂くと・・・
出来るだけ、男友達とも距離を置き、女子が声をかけやすいように、慣れない単独行動をして、隙を見せているのに、誰からもチョコが頂けず、家に帰って、母親から貰ったチョコの美味しかったこと・・・。
甘いはずのチョコレートなのに、ほのかに涙の味が・・・。
・・・大変だったね
もし、あなたが男子のママで、少しでも子どもの自己肯定感を高めようとしているなら、ぜひ、バレンタインデーには、チョコを用意してあげてください。
よろしくお願いします!!
バレンタインデーは意味があるか?
決して、僕は、バレンタインデーを否定している訳ではありません。どちらかというと歓迎しています。
だけど、男子にとっては自分にどれだけ価値があるか、他人から認められているか・・・これだけ、人権擁護の世の流れが進んでいるのに、見た目や性格でチョコが貰えたり、貰えなかったりするのはどうなのか。ある意味、差別なのではないか。
という疑問が浮かんでくる。
考えすぎ・・・
当日だけではなく、『売り場にバレンタイン特集』コーナーが現れる頃から「もしかしたら、あの娘がくれるかも?」とか「貰いすぎたら、どうしよう・・・」とか、あらゆる妄想をして、期待に胸と股間を膨らまし、女子を意識しているのに・・・。
キモい・・・
一層のこと「チョコをくれっ!!」と叫べば、心優しい女子がくれるのではないか・・・。義理チョコでも良いから、チョコが食べたい。
開き直った・・・
そんな男性が増え、女子が本命か義理かをカモフラージュするためにチョコをばら撒くようになっている現代、バレンタインデーの意味を問いたい。
チョコが食べたいのに買えない男
さらに、女子が男性にチョコを贈るイベント・・・バレンタインデーが近づくとなんとなく、「チョコが好き」というと「あら、嫌だ。もしかして、チョコをねだってる?」と勘違いされそうで公言できません。
チョコが好きです
加えて、チョコを愛する僕のような男が、チョコを買いに行くと、店員の女子たちがヒソヒソと話し、まるで雨に濡れた捨て猫を見るような眼差しを向けてくる・・・ような気がしてなりません。
チョコが食べたい
僕は、純粋にチョコレートが好きで、寒い時期にこそ、チョコレートを食べたい。あなたからのチョコが食べたい。良かったら、僕に恵んでください。
チョコが欲しい
義理チョコでも、何でも良いからチョコが食べたい・・・。
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