正直に言うと、私も40代までは「頑張ることが正しい」と信じていました。
仕事も家事も子育ても、できるだけ完璧にこなしたい。
母親なんだから当たり前。
そんなふうに思って、自分のことはいつも後回しにしていたんです。
でも45歳のとき、健康診断でバセドウ病が見つかりました。
今振り返ると、身体はずっと前から悲鳴を上げていたんですよね。
同じ頃、人前で話そうとすると手が震えたり、強い不安に襲われたりすることも増えていました。
それでも私は「働きながら子育てなんて今は普通」「こんなことで弱音を吐いてはいけない」と自分に言い聞かせていたんです。
本当は不安でいっぱいだったのに。
今思えば、本当に無理をしていました。
そんな毎日の中で出会ったのが副業ブログです。
最初はお小遣い稼ぎのつもりでした。
ところが、自分の力で収入を得られる可能性を知ったことで、「人生には他の選択肢もあるんだ」と少しずつ前を向けるようになったんです。
だから私は今、自己犠牲を美徳にしすぎる社会に違和感を覚えています。
仕事に家事、そして子育て・・・あなたは手を抜くことが悪いことのように感じるかも知れません。ですが、大切なのは『ママが笑顔でいること』です。そのためには、家事の負担を減らすこと。
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日本文化と自己犠牲精神
日本人は伝統的に自己犠牲が褒められ、他人のために我慢することが美徳であるとされてきました。おもてなし精神に代表されるように、相手を敬い、相手のために尽くすことが当たり前だった日本は、とても素晴らしい社会でした。

日本的な社会・・・
日本人は昔から、相手のことを考え、先回りする『忖度』で行動していました。忖度と聞くと先の政権での不祥事から、良い印象を受けないと思いますが、忖度とは「相手の気持ちを考慮すること」であり、悪いことではありません。相手が求めていることを熟考し、自己犠牲をしてでも、心のこもった待遇をする・・・おもてなしです。

良い考えだよね
おもてなしの心や、相手を思いやる気持ちは本当に素晴らしいもの。
私自身も、その価値観を否定したいわけではありません。
むしろ、人を思いやる優しさは日本人の大きな魅力だと思っています。

・・・相手のためなんて素敵
ただ問題なのは、その優しさが「我慢して当たり前」「犠牲になって当然」という形で利用されてしまうことです。
本来、自己犠牲は誰かに強制されるものではありません。
自分が納得して行うからこそ価値があるものです。
ところが現代では、「母親だから」「妻だから」「社員だから」という理由で、自分の時間や体力を差し出すことが当たり前のように求められてしまいます。

自己犠牲を求めるなっ!!
気づけば、自分の気持ちより周囲の期待を優先してしまうんですよね。
私も長い間そうでした。
でも、自分をすり減らしてまで守るべきものが本当にあるのか、一度立ち止まって考えてみてもいいのではないでしょうか。
社会が自己犠牲を求めている
他国では、自己犠牲をすることを強要されることはなく、しっかりと犠牲になった分の対価が払われます。自己犠牲の上に成り立つ社会というのは、弱者いじめの何ものでもありません。

・・・ほんとだね
でも、現代の日本社会は『自己犠牲』を求めています。
例えば、日本の企業では、愛社精神という謎の価値観で、会社のために自己犠牲を求められ、会社のために尽くしているフリをしていれば、会社の評価が高くなる・・・。ちなみにですが、ワーママが評価されにくい原因も、自己犠牲が足りないと判断されているからです。

男の何倍も自己犠牲はらってるだろ!
会社では「長く働く人が頑張っている人」と評価されがちです。
家庭では「母親が頑張るのが当たり前」という空気があります。

特にワーママは、仕事でも家庭でも全力を求められて辛い・・・
どちらも手を抜けないと思い込んでしまうと、本当に苦しくなってしまいます。
実際には効率よく仕事を終わらせる人よりも、長時間残業する人が評価される場面もあります。
一方で、限られた時間の中で必死にやりくりするママたちは、その努力が見えにくいことも少なくありません。

分かる・・・
だからこそ、多くの女性が「もっと頑張らなきゃ」と自分を追い込んでしまうんです。
日本人は自己犠牲を美徳として教えられてきた
私たちは子どもの頃から、
「我慢は大切」
「苦労してこそ価値がある」
「自分より周りを優先しなさい」
という価値観の中で育ってきました。
もちろん、協調性や思いやりは大切です。
ただ、自分を犠牲にすることまで正義になってしまうと話は別です。
苦しむことが偉い。
無理をすることが立派。

ラクしちゃダメな雰囲気があるよね・・・
そんな考え方を続けていると、自分の心や身体の声が聞こえなくなってしまいます。
私もそうでした。
体調を崩していても「まだ頑張れる」と思っていました。
不安を感じても「気のせいだ」と無理やり押し込めていました。
でも身体は正直です。
限界を超えれば、どこかで必ずサインを出します。
だからこそ、自分自身を大切にすることは決してわがままではないと思うんです。
家族の幸せと自己犠牲は別の話
母親が苦しんでいる姿を見て、子どもが幸せになるでしょうか。
私はそうは思いません。
子どもが安心するのは、ママが笑顔でいる姿を見たときです。自己犠牲をはらい我慢する母親を見て育った子どもは、それが正しいと思います。
気が付いたら、あなたの子どもも自分を犠牲にして誰かのために頑張りすぎてしまいます。
子どもたちに、私たちと同じように窮屈に生きて欲しいですか?
私は嫌です。子供達には、誰より自分を大切にしてほしい。それから、同じように自分の大切な人を大切にしてほしい。
こんな負の連鎖は自分たちでたくさんです。
私もイライラした日や落ち込んだ日はたくさんありました。
それでも、いや、自分がそうだったからこそ、大切なのは母親が少しでも余裕を持てる環境を作ることだと今は思います。
「家族のために我慢し続ける」ことが愛情なのではありません。
自分自身を労い、大切にしてこそはじめて家族を心から愛せるんです。
資本主義社会と自己犠牲精神の相性
古き日本のように、他人と密にコミュニケーションを取り、助け合い、譲り合う風習があれば、忖度文化は理にかなっています。相手への敬意と感謝の気持ちがあるからこその「おもてなし」であり、忖度です。
しかし、現代のように「コスパ(コストパフォーマンス)」や「タイパ(タイムパフォーマンス)」などと損得勘定が行動の基準になると、自己犠牲精神は悲惨でしかありません。損得勘定で物事を考えれば、自己犠牲をする人は損をするし、権力者は、自分の欲望を満たすために、周りの人間に自己犠牲を押し付けてくるのです。

あ、分かる気がする・・・
忖度をする側の人間が損をして、忖度される側の人間が得をする・・・歪な社会になってしまったのが現代日本社会です。
自己犠牲を止めよう
本来であれば、誰もがやりたがらない仕事には、それなりの対価が払われるべきなのに『自己犠牲をすることが正義』といった間違った価値観を刷り込まれた人間は、何も疑いもせず、「自分だけが我慢すれば上手くいく」とか「苦しくても、これが愛情だ」と自分に言い聞かせ、頑張ってしまっています。
あなたの頑張りは評価さえるべきです。自己犠牲は、精神的にも肉体的にも負担になります。やってもらって当たり前だと考える人間の権力に屈してはいけません。
あなたの人生は、あなたのものです。苦しんだ先に幸せなどあるはずがありません。少なくとも、現代の日本では自己犠牲が報われることはありません。

残念ながら、損しかしない・・・
他人のエゴのために自己犠牲をするのは止めて、自分自身のエゴを通して生きてみましょう。
少しだけラクをしてみませんか?
家事も育児も仕事も頑張っていると、どうしても余裕がなくなってしまいますよね。
だからこそ、ときにはラクをすることも必要です。
夕飯作りを休む日があってもいい。
家事を外注してもいい。
便利なサービスを利用してもいいんです。
私自身、昔は「手抜きはダメ」と思い込んでいました。
でも今は違います。
ラクをすることはサボることではありません。
家族との時間や自分の心の余裕を作るための工夫なんです。
ママが笑顔でいられる時間が増えるなら、その選択には十分価値がありますよね。
50歳で子育ても終盤の今は、必要をかんじませんが「今、子育てしてたらこのサービス絶対使うな」と空想することがよくあります。

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少しだけラクをしよう
ママが忙しくてイライラしているより、笑顔でいることの方が子どもにとって幸せです。
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冷凍食品だから、愛情が足りないなんてことはありません。

そうだよね・・・
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「周りを変えること」
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