ワンオペ育児はうざい・・・そう言われる理由と回避するための方法３選

「ワンオペ育児」という言葉に、「うざい」と感じたり、違和感を抱く人が多いという事実を知っていますか？ワンオペ育児や、ワンオペという言葉は、ママ界隈では今や日常的に耳にする言葉です。

ところが、「ワンオペ育児」という言葉の使い方によっては「うざい」認定されてしまうのも事実。

ママたちの間で、何気なく使われている「ワンオペ育児」という、その言葉。あなたは、ほんとうに意味を理解して使っていますか？

実は、この意味が曖昧（あいまい）なまま浸透してしまったことで、「ワンオペ育児うざい！」と感じる人が急増しています。

私も含め、「ワンオペ」って何？という問いに、自信を持ってハッキリと答えられるママは少ないと思うんです。そして、使っているママもあやふやな、この「ワンオペ育児」という言葉は、子育てをしていない人にしたら、ますます意味不明・・・。

この記事では、「ワンオペ育児」のワンオペとは、どういう意味なのか、そして、「ワンオペ育児って、子育てを1人で頑張っているママのことじゃないの？」「‟ うざい ”ってどういうこと？」という疑問にもズバッとお答えします。

ワンオペ育児は本当に大変です。頑張っているのに誤解されたり、うざいと思われるなんてハッキリ言って心外《しんがい》です。

「ワンオペ育児って・・・うざい」そう思われないような秘訣もご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

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ワンオペ育児はうざい？そもそもの意味とは

そもそもワンオペ育児の「ワンオペ」は、ワン・オペレーションの略です。

もとは「深夜など人手が不足する時間帯に、従業員が1人で全ての業務をこなすこと」の意味で、飲食店で使われていた言葉です。

そこから、「1人で育児をする」ことを『ワンオペ育児』と言うようになり、2017年には「ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされました。

今ではママたちの間で、おなじみとなった「ワンオペ育児」と言う言葉。でも、お馴染みになり過ぎて安易に使い過ぎていませんか？

「ワンオペ育児」を安易に使うと、うざい

ワンオペ育児は「1人で育児する」ことです。

ワンオペ育児が「うざい」と言われる理由は、この「1人で育児する」ことの認識が、人によって違うことが原因のようですよ。

ワンオペ育児がうざいと言われる理由は、次の4つ。

なんでもかんでも「ワンオペ育児」というママに、違和感や嫌悪感を感じて「うざい」と思う人が多いようです。これは、子育てしている・していないに関わらず、一定数の人が感じている事実です。

ワンオペ育児を「うざい」と感じるのは、認識が違うからだ！

たとえば、専業ママが「平日の日中は、いつもワンオペ育児で大変」と言ったとしましょう。

あなたは、どう思いますか？

この場合、専業ママは「1人で育児をしている」時間のことを、ワンオペ育児と言っていますよね。

でも・・・

つまり、「それはワンオペ育児じゃない」と思う人にとっては、この専業ママが「ワンオペ育児」という言葉を使うことで「うざい」となってしまいます。

これは「ワンオペ育児」＝「１人で子育てする」ことの捉え方の違いから生まれる溝。

「１人で子育てする」数時間でも、その数時間は「ワンオペ育児」と捉える人と、常に「１人で子育てする」ことを「ワンオペ育児」と捉えている人では、その意味合いは大きく違ってきますよね。

ワンオペ育児という言葉より、そのアピールがうざい

ワンオペ育児という言葉を使うママがうざい理由は、度を越した「私、大変なの」アピールや、「ワンオペ育児」合戦みたいになるからです。

あなたが「大変」と思っていても、他のママにしたら「些細（ささい）なこと」という可能性だってあります。

yahooニュースにもなっていましたが、2023年に「カラダノート」が、メルマガ会員を対象に「家事育児の分担状況に関するアンケート」を実施した結果を見たことはありますか？

その中に「日々の家事育児の状況をワンオペだと思うか」という質問があったので、結果をシェアしますね。

■9割以上のママが「ワンオペをしている」と回答

「ワンオペと思わない」と回答した6%の人を除いた94%のママは、「日々の家事育児をワンオペ状態」と回答。また、29%の「常にワンオペである」と45%の「たいていワンオペである」を合わせた74%のママは、ワンオペの常態化が懸念される結果となった。

引用元：yahoo!ニュース

ワンオペ育児はうざい？大変なのは、全ママ共通と心得よ

このアンケートの結果からも明らかなように、ママはみんな大変なんですよね。

なので、「自分のほうが大変」「自分が一番大変」・・・そういう気持ちが見え隠れするような「ワンオペ育児」という言葉の使い方では、うざいと思われてしまいます。

会話や愚痴を言い合ってストレス発散のはずが、相手を嫌な気持ちにさせてしまったり、お互いモヤモヤ・・・そんな状況は避けたいですよね。

では、ワンオペ育児の話をするときに「うざい」と思われないためには、どんなことに気をつけるべきなのか・・・３つのポイントをお伝えします。

ワンオペ育児の話がしたい！うざいと思われない３つのポイント

たった３つのことに気をつけるだけで、ワンオペ育児の話や愚痴を言っても「うざい」と思われることはなくなります。

大変なのはワンオペ育児だけじゃない！

子育ては本当に大変です。でも、生きていく中で、大変なことって子育てだけじゃないんですよね。大変さを表に出す人もいれば、隠す人だっています。

自分だけが大変、自分が誰より辛い・・・そんな一方的な話では、相手にとって迷惑でしかありません。

「あなたも大変だと思うんだけど、限界だから愚痴ってもいい？」「大したことないって思うんだけど、１人では抱えきれなくて・・・」と一言添えると、相手もストレスなく、あなたの話に耳を傾けてくれます。

ネガティブよりポジティブに

愚痴を言う方は、スッキリするものですが、聞いている方はストレスがたまってしまいますよね。一緒に「分かる～！」と盛り上がれるなら問題ありませんが、相手の反応を見ながら話すことも大切です。

もし、相手があなたの愚痴にのってこないようであれば「あなたはどう思う？」「何かいい方法ない？」というように、あなたの愚痴に対して相手に質問を投げかけてみるといいですよ。

質問することで、ただ、愚痴を垂れ流すより、建設的で前向きな話ができます。相手も共感したり、自分の考えを話すことができるので、「愚痴を聞かされている」という感覚がやわらぎます。

会話として参加しやすくなるし、もしかしたら愚痴を解決するような意見やアイデアに巡り合えるかもしれませんよ。

感謝の気持ちを忘れずに

一緒に愚痴や悩みを共有できたり、お互いにストレス発散できたなら良いんですが、相手もスッキリしたか、楽しかったかは想像でしかありません。

なので、どんな場合でも相手に対して「話を聞いてくれて、ありがとう」という気持ちは忘れずに伝えたいですね。

もし、その場で伝えることができなくてもLINEなどで「今日はありがとう。スッキリした！」「何かあった時は私が相談にのるね」というような感謝の気持ちを伝えると、相手も「聞いてあげて良かったな」と嬉しい気持ちになると思います。

その場の飲食代をもったり、折を見てちょっとした差し入れを渡すのも気持ちが伝わるのでおすすめですよ。

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ワンオペ育児をうざいと言わせない！

「ワンオペ育児」はママだったら誰でも経験があると言っても過言ではありません。なので、決して「自分だけがツライ」と思わないでください。

愚痴も文句も言わずに我慢するべき、と言っているのではなく、むしろ逆です。

みんな大変なので、一方的に感情をぶつけるのではなく、お互い悩みを相談したり、話を聞き合ったり、一緒に考えたりできるといいですよね。

あなたが「ワンオペ育児の話ばかりでうざい」と思われるくらい、周りに配慮できないようであれば、相当ストレスが溜まっている証拠かもしれません。

ダンナさんや親に頼るのはもちろん、今は家事代行や時短家電、電話相談など、上手く活用することであなたの負担を減らす方法があります。

自分に合った方法がみつかれば「ワンオペ育児」を回避して、「うざい」と言われることもなく、もっとあなたらしく伸び伸びと育児ができるはずですよ。

少しだけラクをしよう

ママが忙しくてイライラしているより、笑顔でいることの方が子どもにとって幸せです。

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