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子育てに必要なのは、快適なワンボックスカーより、非日常を味わえるオープンカーなのだ

子育て
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七人が快適に移動できる車より、二人乗りのオープンカーの方が、子育てには向いている

まお
まお

そんなことは絶対にないっ!

多くの大人は、凝り固まった価値観で、快適で安全なファミリーカーの方が、子どものためになると認識しているようだが、僕の意見は異なる。もちろん、どんな車であっても一長一短はあり、何を求めるかは購入者にゆだねられているので、僕の意見が正義ではない。

ただ、僕は四人家族の父親として、最新のワンボックスカーにも乗ったし、現在はユーノス・ロードスターという誰もが憧れるが、手に入れることのない妖艶ようえんで美しいオープンカーに乗っている。そして、僕の経験から導いた答えは、子どもに良い影響を与えるのは、快適なワンボックスカーではなく、非日常が味わえるオープンカーということだ。

まお
まお

君の趣味だよね?

はじめに断っておくが、僕の意見は、世間一般的な考えをする多数派の意見ではない。真っ当な道を歩いている常識のある大人の価値観からは大きく外れているのは重々承知している。はっきり言うと、これから伝えるのは、僕の独断と偏見であり、狂おしく愛しているユーノス・ロードスターを手放さないための言い訳である。そして、周りの目を気にして、自分の生活スタイルを捻じ曲げないのが、オープンカー乗りとしての誇りであることも理解をして欲しい。

まお
まお

やっぱり・・・

できれば、挑戦的な気持ちではなく、いくつになっても大人になれない可哀想な男の戯言たわごとだと思って軽い気持ちで読んで頂きたい。

最後まで読んで頂ければ、ユーノス・ロードスターの魅力と子どもの成長に必要な刺激について理解を深めて頂けるだろう。肩肘を張らず、笑い飛ばすつもりで、ビール片手に読んで頂ければ幸いである。

子育て世代が車に求めるモノ

子育て真っ只中の家庭では、自動車という工業製品に求めるのは快適性安全性である。現在発売されているファミリーカーと呼ばれるジャンルの車を見れば明らかである。

まお
まお

安全性と快適性は重視する

広い車内と大きく開くスライドドア。車内を歩くことができるセパレートした座席、各独立したシートにつく肘掛け、さらに自動運転や衝突事故防止装置やエアバッグなどなど、車という空間で快適に過ごすための機能や、大切な家族を万が一から守るための安全機能はあった方が良い。

もちろん、標準装備であるエアコンも忘れてはいけない。灼熱の中でも、極寒の道を走っていても、車内は、快適な温度で一定に保つ。

まお
まお

エアコンは必須だね

ごちゃごちゃとついている機能は、本当に必要だろうか。

僕は、ワンボックスカーにも乗っており、確かに快適ではあった。暑くも寒くもなく、静寂性も高く、夏の暑い日も、冬の寒い日も、運転手以外は爆睡できる快適性は、子どもの成長という視点で見た場合、必須ではない。

まお
まお

そんなことはない

生きる力を育むオープンカー

子どもを育てる親として必要なのは、子どもに『生きる力』を身につけさせることである。子育てというのは、子どもを守り、子どもが怪我しないように先回りして準備をすることではない。現代の親の多くが、子どもの機嫌を取り、まるで召使めしつかいのような振る舞いをしているが、それは親のエゴである

子どもは可愛い。可愛いから面倒を見るべきというのが欺瞞ぎまんだ。子どもが可愛いからこそ、親の手が離れた後も、一人で生きていける力を身につけさせるのが最も重要なのだ。

まお
まお

そうだね・・・

この世は理不尽と不運の連続で、自分に降りかかる火の粉は自分で振り払わなければ、ストレスに押しつぶされてしまう。現代日本をサバイブしているあなたなら容易に想像が付くだろう。幸せと不運は表裏一体ひょうりいったいで、幸せばかりの人生ということはない。反対に、不運続きの人生というのはある気がするが・・・。

快適な生活ばかりが人生ではない

子どもには幸せに包まれて、何もストレスを感じない人生を送って貰いたい。と思うのは親心であるが、人間に欲望と感情がある限り、そんな桃源郷とうげんきょうのような世界は実現しない。誰かのエゴを通せば、誰かが犠牲になることが必須で、誰もがエゴを通せる世界は、どう足掻いてもやって来ないのだ。

屋根がないオープンカーは、世間の人が思う以上に過酷かこくである。ある意味、地獄・・・。屋根がないということは、極寒の冬は、極寒の中で移動を強いられるし、雨が降れば濡れる。もちろん、屋根を閉めればある程度は回避できるが、多くのオープンカーは雨漏りという不具合を抱えている。

まお
まお

それは嫌だね

さらに地獄なのは夏だ。「夏はオープンカーの季節でしょ?」などと悠長ゆうちょうなことをおっしゃる方がいるが、灼熱の太陽、渋滞中の排気ガス、溶けるほどのアスファルト・・・日本の夏ほどこたえるものはない。屋根が開いているので、エアコンなど効くはずもなく、ただただ、先人たちが築き上げたオープンカーに乗るアッパーな人間としてのイメージを壊さないように、痩せ我慢をして耐えているだけである。

苦しくても笑顔でいる大切さ

つまり、オープンカーの乗ることで快適性を捨て、いくらツラくても耐え、笑顔で振る舞うという最強のスキルを手に入れられる

今は周りから守られている子どもだが、必ず魑魅魍魎ちみもうりょううごめく社会に出て、理不尽な人間や、自分の保身にだけ注力をする汚い人間たちと対等に渡り歩く必要が生まれる。そんな将来に必要なスキルが、困難にぶつかった時、自ら解決をする能力であり、他人から付け入られる隙を与えない態度なのである。

人間は不便だと思えば、どうにかしようと考える。その考えが現代社会の技術発展につながった歴史を見れば明らかだろう。間違いなく、不便というトリガーが、技術発展には必要なのだ。全てが快適で守られた環境では、子どもの改善しようという気持ちが起きない。つまり、人間として発展するための能力が欠如けつじょしてしまう。オープンカーには快適性が皆無で、子どもの生きる力を最大限に育むことができる

まお
まお

そうなの?

また、苦しい経験をすることで人間力は成長する。働けど働けど、一向に幸せに慣れない現代でも、成功者と呼ばれ、人生を謳歌おうかしているごく一部の人種がいる。そんな成功者の多くは、理不尽や不運だらけの世の中で、腐らず戦い抜いた猛者たちである。上司からの無茶振りや、同僚や先輩からの嫉妬、常識という名の足枷あしかせを何とも思わず、平成から続く不況を乗り越えてきたのだ。そんな猛者たちに共通するのが、苦しくとも何事もなかったように飄々ひょうひょうとした態度で、度々訪れる不運や理不尽を乗り越えてきたのである。

灼熱の夏、極寒の冬を経験することで春の穏やかさや、秋の快適さが身にしみ、苦しさを耐えることで手に入れられる幸せを実感できる。

些細なことに気づく能力

密封された車に比べ、オープンカーは、全身でその場の空気感を味わえる。暑い寒いだけではなく、花や土の香り、川のせせらぎセミの声など移動しているだけなら見逃してしまう日本の原風景を味わうことが可能だ。

子どものうちに多くの刺激を与えられた子どもは、些細ささいな違いにも気づく感受性が高くなる傾向がある。つまり、快適な移動手段の車に乗っているだけの子どもとオープンカーに乗り、色々なことを感じる子どもでは、成長したときに獲得している能力に差が生まれる。

さらに、走っているだけで目立つオープンカーは、乗っていると周りからの好奇こうきの目にさらされる。その経験で、自分が他人からどう見られているかを意識することになる。そして、他人と自分という人間関係の根底部分を知ることは、これからの人生で大きく役に立つ。

逞しく強い人間になるために必要なこと

ここまで読んでくれたあなたは、子どもが人間として必要な経験、知識を得るために必要なのは、快適な環境ではなく、親の目が届く厳しい環境であると理解して頂けたと思う。

まお
まお

『こじつけ』だと思う

見た目がどんなに優男やさおとこだろうが、一本強い芯を持つ人間に育って貰いたい。そのためにはオープンカーに乗せるべきなのだ。

生きていれば降りかかる理不尽や不運に耐えたれる能力、他人の気持ちを汲み取ることのできる感受性の二つは、どの時代も、学歴や権力、富よりも大切なはずである。そして、その能力は快適なワンボックスカーでは獲得することができない。非日常を日常として受け止められる人間に育てるためには、オープンカーが最適だということを理解して頂けたら幸いである。

魅力的な『ユーノス・ロードスター』という車

例えば、1989年に発売され、バカ売れした『ユーノス・ロードスター』という日本が世界に誇る車に乗るはどうだろう。少し古い車なので、どんな車か想像できない方もいると思うが、子育てには良い影響を与える車である。二人乗りだし、安全性や快適性では、最新の車には到底敵わない。

ユーノス・ロードスターには、夢と希望がある。世知辛く、を馬鹿にする風潮がある現代日本だからこそ、幸せを感じさせてくれる車が必要なのだ。

まお
まお

可愛いとは思うけど・・・

現代社会は、大人たちの都合で、生活に快適性や効率性を求め、無駄や遊びを排除してしまった。もちろん、誰もが快適で安心して生活できる今の生活は大切である。ウォシュレットに慣れた僕は、いまさら汲み取り式の便所には戻れない。だが、子どもたちの成長を考えると、電子制御された現代の車ではなく、少し古い車が良い。少なくとも僕はそう思う。

ユーノス・ロードスターという車は、工業製品でありながら、僕のハートをガッチリとつかんで離さない可愛い娘である。気品漂う色気は、まるで日本の女性のように、可憐かれんさと妖艶ようえんさが同居している。海外のオープンなエロさとは違い、奥ゆかしいエロさをかもし出し、世の男性の心をくすぐる。

ここで、発売当時のユーノス・ロードスターのカタログに書かれているコピーを紹介する。

このクルマを手に入れるほんの少しの勇気を持てば、きっと、だれもが、しあわせになる。

古くても新しい車

現代にも脈々と受け継がれるロードスターは、運転するだけで笑顔になれる。1989年に発売された車にも関わらず、現代でも愛好家が多く、車を通し、たくさんの人との繋がり、触れ合いが得られる。

僕は「あの頃は良かった」という懐古かいこ主義者ではない。車という工業製品は走ってナンボ。走行距離が20万キロを超えたロードスターを愛でるように走らせている。現代の車選びの条件である自動運転も、エアーバッグ、ナビ、ABSなど余計なモノは一切、装備させていない。運転に必要な最低限の機能しかないのだ。

だが、この車を手に入れてから、僕は幸せを感じるようになった。モノが溢れ、とてつもなく、豊かな時代になったからこそ、屋根もない、エアコンも壊れている(直そうと思えば直る)、安全性能も快適機能もない・・・何もないシンプルな車に愛を感じるのである。

ユーノス・ロードスターには、幾つもの顔がある。普段は閉じているリクトラブルライトを開けば、ファニーな表情になるし、屋根を閉めれば、そこには、運転席と助手席という狭い空間が生まれる。つまり、他車にはない変形ロボならぬ、変身自動車なのだ。元々、男子の心をくすぐるメカとしての車と変身する車・・・子どもの興味をこれほど引く車は他にはない。

まお
まお

君もガキ・・・

街を走れば、みんなが笑顔で振り返り、同じロードスター同士はすれ違う時に手を振って挨拶をする。そんな車が他にあるだろうか。あるのかもしれないが、僕は知らない。

もし、あなたが、子どもの将来のことを考えるのであれば、自家用車の選択肢にユーノス・ロードスターを入れてみてはいかがだろう

まお
まお

絶対にないっ!!

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