情報が溢れている現代は、SNSの影響も強く、容姿を気にしてダイエットをする子どもが多くなってきています。
平成生まれの30代の私でも、小学5年生でダイエットを始めました。そして、間違った過度なダイエットにより、摂食障害で長年悩んできました。
子どもたちに、私のような経験をして欲しくありません。私の経験が、過度なダイエットに悩む子ども、そんな子どもを持つ方のお役に立てると幸いです。
摂食障害になったきっかけ
きっかけは、人それぞれですが、私の経験談をお話しします。どんなことがあったのか振り返ることは、なかなか辛いところもありますが、3つ挙げます。
容姿をいじられた
赤ちゃんの頃の私は、とてもムチムチしていました。未熟児で生まれましたが、哺乳瓶を自分で持って飲んで、飲み終わると寝てしまうような子どもだったようです。
親戚には、会うたびに「赤ちゃんの頃は、魔人ブウだったよね~。」と言われ続けます。名前からして可愛くないので嫌な気持ちでした。魔人ブウってなんだろうと調べて見ると、全く可愛くないキャラクターが出てきたのでドラゴンボールは見たことがありません!嫌いです!(笑)
心は傷つき、「私は可愛くないんだ。太っているんだ。」とずっと思い続けてしまいました。
何気ないひと言が忘れられず、過度なダイエットへ導くことがあります。
人と比べてしまった
ティーン雑誌にも、ダイエット特集が乗っていたり、かわいい同年代のモデルさんがとても細かったので憧れました。痩せていることが正義だと思い込み、人と比べて私は太っていると思ってしまい、ダイエットをスタートします。
それからというもの、毎朝体重計に乗ることが習慣になり、数字が減っていくことが嬉しくてダイエットが加速していきました。目標体重を設定していたわけではないので終わりがなかったです。
減っていく体重と、鏡に映るガリガリの身体を見て一人喜んでいました。そんな姿を見ても、まだ太っていると思い続けます。誰を見ても自分はまだ太っていると思ってしまい、異常な感覚は加速しました。
現在は、SNSでの加工も盛んで、比べるものが増えています。
間違ったダイエット
痩せたいと思った小学5年生の私は、無知のまま食事を減らしていきました。最終的には、ご飯とパンのみを少量食べることしかできなくなります。おかずやお菓子が太ると思っていました。
偏った食事で、栄養失調になりました。学校の先生に親は呼び出され、その後摂食障害を知り、自分が異常なことに気がつきます。しばらくは、拒食で悩みました。
少しずつ食べるものも増えていきましたが、痩せたい気持ちは異常だったので、食べてしまうと自分を責めていました。食べることへの罪悪感を持ったまま、食べたら止められなくなる過食へ変わっていきます。隠れて食べては、泣いて後悔して自分を責めて、消えたくなるほどでした。
ヨーグルトダイエットや、サラダばかり食べていた時期もあります。極端に食べたり食べなかったりを繰り返してしまい身体に大きな負担をかけました。
正しい知識や情報の選択が大切です。
克服できたできごと
克服の仕方も人それぞれですが、私の経験談をお話しします。こちらも3つ挙げます。
自分を認めて受け入れた
痩せていても、太っていても自分のことを理解して受け入れるようになりました。だって、人のことを見た目で判断はしないからです。痩せていても、太っていても家族や友だちのことを嫌いになることはありません。そう思ったら、どんな自分も肯定していこうと思えるようになりました。
人にそう思うのに、自分には太っていたらいけないと思ったら、それは本心ではなくなります。
太れない人も悩んでいるかもしれません。痩せたくても痩せれない理由があるかもしれません。それぞれの様々な理由があるので、人に対しても自分に対しても容姿の良し悪しはないのです。
自分がご機嫌で健康でいられることを第一に考えるようになりました。
将来子どもがほしいと思った
学生の頃は生理が数か月来ないことをラッキーと思って過ごしていました。最初の頃は、安定しないという情報を見つけたので安心します。しかし、何年たっても20歳を過ぎても安定することはなく、社会人になったころには悪化する一方でした。
婦人科に行った時に、「このままでは不妊になるよ。」「子どもが産めなくなるよ。」ときつい言葉を言われました。予定はないしと心の中で強がる気持ちと、保育士をするほど子どもが大好きなので、悲しい気持ちで家に帰って泣いたことは忘れられません。
生理不順は正常ではないし、放置していてはよくないことを知って、薬で治療をしています。今では、生理が来ることが嬉しいことの一つです。子どもが欲しいことが私の、一番の将来の夢なので前向きに治療をしています。
過度なダイエットが、女性ホルモンのバランスを崩すことがあるようです。女性の体は、繊細です。
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食事の大切さと楽しさを知った
拒食を克服していく中で、過食にもなりました。買った食べ物は、なくなるまで食べてしまいます。2日分と思って買ったものも一度に食べてしまいます。
その時は、食事が楽しいものではありません。食べなかった反動で制御が効かず、食べてしまいます。お腹が苦しくても、自分の辛かった気持ちや我慢していた気持ちを埋めるように食べることが止まらなくなります。でもそのあとは、後悔で自分を責めて断食をしたりしました。
そんなことを繰り返すうちに、友だちが「人とご飯を食べるときは我慢しない。」といった言葉で目が覚めます。親や友だちに私は、失礼なことをしていたなと気づきます。食事を共にして、美味しいの共有をすることの大切さに気付くことができました。
また、保育士になり子どもたちと一緒に栄養バランスの整った給食を食べることが、食事の大切さと楽しさを知ることには大きかった出来事です。おいしい給食を作ってくれた栄養士さんと、給食を楽しんで食べる子どもたちは偉大です。
「美味しい」の共有をすることが幸せだと思えるようになりました。
摂食障害になって後悔したこと
無理なダイエットは、本当に危険です!私は、成長期のころに知識がないままダイエットをして、拒食と過食を経験しました。小学5年生で、151㎝38㎏→29㎏まで痩せて、高校生では倍以上の158㎝62㎏まで増えました。入院するまではなかったので幸いです。
しかし、ダイエットを繰り返したことで、生理不順に長年悩んでいます。半年も生理が来ないこともありました。無排卵や卵胞の育ちが悪いと言われたこともあります。将来、子どもが欲しいと思っているので、とてもショックなことでした。しかし、それは自分自身が無理なダイエットをしてきた大きな代償です。婦人科には今でも定期的に通って、前向きに治療をしています。
ダイエット脳になり、食事は楽しいものではなくなります。母の作ってくれたご飯を食べることができなくなり、母は料理に自信をなくしてしまいました。外食に行っても私は、飲み物だけを注文します。そんな人との食事は楽しくも、おいしくもなくなってしまいますよね。家族を心配させたり、辛い思いをさせてしまいました。
今は、やっと克服をしました!食べ方や食べる頻度、運動などを気を付けていけばどんな食べ物を食べてもダイエットはできます。楽しくおいしく適量を食べることが身体も心も健康になることを実感しています。健康を意識しながらも、誰とでも楽しく食事をしたいので過度な制限はしていません。
どちらのことも後悔はありますが、今できることや今を楽しむことを考えられるようにまでなれたのでいい経験だと思えるようになりました。ちなみに今は、158㎝53㎏の標準体重です。しかし、旦那さんより体重が重いです!気にしてないと言ったら嘘になりますが、健康のために体重よりも体脂肪を落としたいなと思って軽い宅トレを楽しめています♪
男性が考える理想の女性体重は、低すぎる。
まとめ
摂食障害になることは、様々なきっかけがありますが、決して誰かのせいではありません。自分の捉え方や完璧主義だったり、ストイックすぎたり、0:100思考だったり、性格も関係してきます。そして、気づかないうちに自覚なく発症するからです。
摂食障害になってしまうと本人は食べてしまった時、食べられない時、太った時など自分を責めてしまいます。家族は、防ぐことができたんじゃないかと悩むこともあると思います。
しかし、誰かのせいにしたり、自分を責めることは克服には繋がりません。やはり、自分で気づくことや自分で変わりたいと行動に移さなければ克服は難しいからです。
簡単にダイエットができないのと同じくらい、摂食障害も簡単に治ることではありません。自分自身の気持ちの理解とともに時間はかかります。
だから私は、本人も家族も自分を責め続けないで欲しいです。きっかけも克服の仕方もそれぞれにあります。治らない病気ではないです。どう向き合っていくか、いい経験の一つだと思ったり、人の気持ちがわかるようになれたと思って前向きになってほしいです。
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