マタハラ・・・マタニティハラスメント、つまり、妊娠・出産を機に不利益を与えるような言動や行動。
結構、ある気がする・・・
本当に気分が悪いんだけど、実際にマタハラが行われている現場を目にしてしまいました。それも、人事部長から、部下へのマタハラ・・・。妊娠中の女性に対して「体調が悪くて、出社できないなら〜」などとふざけたことを吐かしやがった。
それはマタハラ・・・
まじでムカつく・・・
すごく腹が立ったので、色々と調べ、弱い立場の妊婦を守る【印籠】を見つけたので、ここで紹介をする。
その印籠の名前は『母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)』である。
妊娠が分かり、会社に伝えるときには、必ず医師に母健連絡カードを書いてもらうようにしましょう。事業主は、対応を講じる義務があります。
これは、妊婦だけではなく、事業主にとっても、大切なことで、知らなかったでは済まされないことです。
母健連絡カードは、厚生労働省のページからダウンロードできます。
妊婦は泣き寝入りを強いられるのか?
本来であれば、妊婦に対して、優しくするのが正義である。
女性は、命がけで子供を産むのです。会社も、社会も妊婦を大切にする必要がある。
にも関わらず、妊婦に嫌がらせをするクソ親父・・・そんな輩が同じ会社にいるのを知り、胸くそ悪くなりました。
妊婦である女子社員が体調が悪く、遅刻し、出社をした瞬間に「体調が悪くて、出社できないなら〜」などとふざけたことを吐かしやがった。
えっ?! マタハラ案件・・・
連絡なしで、遅刻をしたのであれば分かるが、妊娠中で体調が悪いと連絡を受けたのに、暴言を吐くなど、言語道断である。
同じ男性として、本当に悔しいし、悲しいのですが、紛れもない現実です。
僕がもっと権力があれば、一発退場のレッドカードを突きつけてやるのですが、経営陣のお気に入りジジィのため、何を吐かしても許される・・・。
ギャフンと言わしたい
僕の仲間の敵は、僕の敵。つまり、全力で叩きのめすつもりで、戦える武器を探しました。
そして【印籠(いんろう)】と呼べる「母健連絡カード(母性健康管理指導事項連絡カード)」というものを見つけたのです。
何それ?
簡単に言うと、妊婦の体調への医者の所見と対策案を事業者に伝える文書です。
あまり知られていないようですが、母健連絡カードを提出された事業主は、対策を講ずる義務がある。
つまり、妊婦のお守りとして使えます。
完全にマタハラがなくなるワケではありませんが、働く女性を守るひとつの武器になります。
母健連絡カードとは
厚生労働省のページによると「母健連絡カード」とは、事業主が、男女雇用機会均等法に基づく母性健康管理措置を適切に講じるために、医師や助産師の指導事項の内容を事業主に的確に伝達するカードです。男女雇用機会均等法に基づく指針において様式が定められており、医師等による証明書となるものです。
母健連絡カードを提出された事業主は、以下の指針により、妊婦の申し入れを受け、処置を取らなければならないのです。
以下に厚生労働省の『妊娠中及び出産後の女性労働者が保健指導又は健康診査に基づく指導事項を守ることができるようにするために事業主が講ずべき措置に関する指針』を抜粋、引用する。
〜抜粋〜
2 事業主が講ずべき妊娠中及び出産後の女性労働者の母性健康管理上の措置
(1) 妊娠中の通勤緩和について
事業主は、その雇用する妊娠中の女性労働者から、通勤に利用する交通機関の混雑の程度が母体又は胎児の健康保持に影響があるとして、医師又は助産師(以下「医師等」という。)により通勤緩和の指導を受けた旨の申出があった場合には、時差通勤、勤務時間の短縮等の必要な措置を講ずるものとする。
また、事業主は、医師等による具体的な指導がない場合においても、妊娠中の女性労働者から通勤緩和の申出があったときは、担当の医師等と連絡をとり、その判断を求める等適切な対応を図る必要がある。(2) 妊娠中の休憩に関する措置について
事業主は、その雇用する妊娠中の女性労働者から、当該女性労働者の作業等が母体又は胎児の健康保持に影響があるとして、医師等により休憩に関する措置についての指導を受けた旨の申出があった場合には、休憩時間の延長、休憩の回数の増加等の必要な措置を講ずるものとする。
また、事業主は、医師等による具体的な指導がない場合においても、妊娠中の女性労働者から休憩に関する措置についての申出があったときは、担当の医師等と連絡をとり、その判断を求める等適切な対応を図る必要がある。(3) 妊娠中又は出産後の症状等に対応する措置について
事業主は、その雇用する妊娠中又は出産後の女性労働者から、保健指導又は健康診査に基づき、医師等によりその症状等に関して指導を受けた旨の申出があった場合には、当該指導に基づき、作業の制限、勤務時間の短縮、休業等の必要な措置を講ずるものとする。
また、事業主は、医師等による指導に基づく必要な措置が不明確である場合には、担当の医師等と連絡をとりその判断を求める等により、作業の制限、勤務時間の短縮、休業等の必要な措置を講ずるものとする。(4) 新型コロナウイルス感染症に関する措置について
妊娠中及び出産後の女性労働者が保健指導又は健康診査に基づく指導事項を守ることができるようにするために事業主が講ずべき措置に関する指針(厚生労働省)
事業主は、令和五年九月三十日までの間、その雇用する妊娠中の女性労働者から、保健指導又は健康診査に基づき、当該女性労働者の作業等における新型コロナウイルス感染症(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和二年一月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)であるものに限る。)に感染するおそれに関する心理的なストレスが母体又は胎児の健康保持に影響があるとして、医師等によりこれに関して指導を受けた旨の申出があった場合には、当該指導に基づき、作業の制限、出勤の制限(在宅勤務又は休業をいう。以下この2において同じ。)等の必要な措置を講ずるものとする。
また、事業主は、医師等による指導に基づく必要な措置が不明確である場合には、担当の医師等と連絡をとりその判断を求める等により、作業の制限、出勤の制限等の必要な措置を講ずるものとする。
この抜粋を読んで貰えば分かる通り、本来であれば、母健連絡カードがなくても、働く妊婦さんから申し出があれば、必要な処置を講ずる必要があるのです。
「母健連絡カード」を医師に書いてもらえば、妊婦さんは法的に守られ、マタハラ野郎は指を咥えて、悔しがるしかないのです。
敵を作る言い方・・・
母健連絡カードは、厚生労働省のページからダウンロードできます。
「母健連絡カード」の使用方法
妊婦・出産後の女性動労者は、定期検診受診時、医師や助産婦さんに「母健連絡カード」の記入をしてもらいましょう。
医師から書いて渡せば良いのに・・・
・・・そうだよね
僕的には、妊娠が分かった時点で、医師や助産婦さんから「この母健連絡カードを会社に提出してね」って言ってくれた方が、良いような気がしますが、そこは文句を言っても仕方がありません。
とりあえず、定期検診の時は、母健連絡カードを印刷して持参し、医師、または助産婦さんに記入をしてもらいましょう。もちろん、何も処置がないなら、何も書かれないはずです。
そして、処置事項を書かれた母健連絡カードを会社に提出すれば、OKです。
ちなみに、受け取った事業主は、「母健連絡カード」の記載事項に従い、通勤緩和や勤務時間短縮等の措置を講じなければなりません。
「母健連絡カード」の提出がない場合の対応
「母健連絡カード」は、働く妊婦さんへ、主治医の指導事項を事業主の方に的確に伝えるための書式です。
「母健連絡カード」の提出がなくても、女性労働者の申出からその内容等が、明らかだったら、事業主の方は必要な措置を講じる必要がある。
・・・それが本来の姿だと思う
そうだね・・・
マタハラで泣き寝入りをしないために
僕の感覚では、仕事ができないおじさん・・・もとい、余裕がない男性の方ほど、他人に対して厳しくあたる傾向があるような気がします。カッコ悪いのは、自分が攻撃をされたら、人一倍騒ぐくせに、他人に攻撃をすることです。そんな性格が気に入りません。
悪口になってるから・・・
だって・・・腹が立つでしょ?
女性の敵は僕の敵です。正直、何か見返りがあるわけではありません。
どうしても、会社という組織は、男性中心の組織であり、働く女性に対しての優しさが足りません。
「母健連絡カード」だけで、全てのマタハラがなくなるとは思っていません。ですが、何も知らないで、泣き寝入りをするというのは、あってはいけないことです。
あなたが健康で、かわいい子供を産むために「母健連絡カード」を利用してみてはいかがですか?
母健連絡カードは、厚生労働省のページからダウンロードできます。
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