男性も女性も不幸にするバレンタインデーは中止にすべきである。
これは、あくまでも個人的に置かれている立場・・・嫉妬する側の人間で、楽しそうにしているカップルが羨ましいと思っているからであって、もし仮に、チョコをもらい、女子と腕を組んで歩くことがあったら、大々的にバレンタインの開催に賛同する。
・・・ゲスすぎる
バレンタインというイベントは、男女平等、格差のない社会を目指す世の中の流れに逆行している。
何が気に入らないかというと『女性が好きな男性にチョコレートを贈る』という謎のルールにより、男女ともに不幸になってしまう。
ルールが人々を不幸にする
そもそも、バレンタインにチョコレートを贈るという風習は、昭和の遺産的なイベントであり、一部のパリピ以外は盛り上がることなく、どちらかというと多くの人にとっては、経済的、精神的に大きなな負担になるのだ。
あなたも、バレンタインデー中止に賛同をして頂けるよう、心からお願いをする。
バレンタインデー中止を望む理由
冒頭でも伝えたように、もし僕が、女子から嫌われておらず、どちらというと好かれ、気に入られ、女子から本命チョコを頂けるのであれば、バレンタインの中止には反対します。
・・・
僕が、多くの女性から崇められ、チョコの食べ過ぎで虫歯になったり、肥満になることが危惧されるのであれば、一年前から準備を怠らず、気合を入れて、バレンタインデーを迎えることでしょう。
バレンタインデーの中止を望む理由は、僕のように告白されることを妄想し、期待し、現実を突きつけられ、どん底の不幸を味わう男性が数多くいるのと、告白する相手のいない女子、さらには、義理チョコを配ることに嫌気がさしている女性ばかりで、バレンタインデーは、ごく少数の人間だけが味わう優越感のためのイベントに成り下がってしまったからです。
ぶっちゃけた話、優越感を味わう側の人間であれば、これほど自己肯定感を爆上げするイベントはなく、異性からだけではなく、同性からも羨望の眼差しを浴びる数少ない機会です。
ですが、圧倒的に不幸になる人間の方が多い。
そう?
加えて、義理チョコの数でマウントを取り、「自分はイケてる」という勘違いをするキモい親父が量産するのも、バレンタインの弊害です。
全ては、バレンタインデーに『女子が大好きな男性にチョコを贈る』という謎のルールが根源である気がしてなりません。
バレンタインを中止にしないと不幸になる男性
バレンタインデーに、自己責任の一言では片付けることができない残酷なルールがあることで、多くの男性を不幸のどん底に叩き落としてしまいます。
2月14日に苦しんでしまう男性について詳しく解説していきます。
少ないチャンスを夢見る男性
例えば、年間を通して肉親、もしくは人間ではない種別の女子としか話したことがないのに、どこかで見られ、自分に惚れた女子がいて、バレンタインデーに告白されるかも・・・と期待に胸を膨らましている男性や、別に期待はしていないけど、「通勤電車で目が合ったあの娘から告白されたらどうしよう」とか、「この間、笑顔で話しかけてくれた会社のあの娘から告白されるかも知れない」と宝くじが当たる確率より低いけど、ゼロじゃない確率に賭ける男性は、バレンタインの中止により、救われるのではないでしょうか。
そんな人いる?
少なくとも僕はそうだった・・・
僕の経験上、チョコを貰える男性というのは、ごく一部の人間であり、多くの男性は、残酷な女子に叩きのめされるのです。
「告白されるかも・・・」と淡い期待を抱く人間を不幸にします。
普段からモテるアピールをしている男性
また、自己顕示欲の強い男性を不幸にします。
自分は「モテる」アピールをしているけど、実際は女子から嫌われているような男性は、嘘がバレないように、《自分で》チョコを用意する必要があります。それも、義理チョコではなく、本命(っぽい)チョコを買い揃える必要があり、莫大な費用が掛かってしまいます。
男性の中は、他人から「すごい人間」だと思われることにエクスタシーを感じる変態がいます。そんな自己顕示欲が強い人間が、多くの女性から好かれることはありません。
なんとなく分かる・・・
ですが、実際にチョコを貰えるような人間と張り合い、自分で用意したチョコを抱え、これみよがしに「食べきれないなあ」と満面の笑みで、アホな取り巻きに自慢し、自己顕示欲を満たします。
そして、取り巻きたちにチョコを配る必要に迫られ、散財し、家計を支える妻に怒られるのです。
女子と仲の良い男性
あまり害がなく、女子と仲良くしている男性は、周りの女子たちから「とりあえず、義理チョコだけど・・・」なんて、チョコを貰います。
幸せっぽいけど?!
一見、幸せそうで、不幸とは無縁のような気がしますが、大量のチョコを消費するために、虫歯のリスク、肥満、糖尿病のリスクを抱えることになります。
・・・
さらに、一ヶ月後のホワイトデーでのお返しを用意するためには、それなりの支出が発生してしまいます。
例えば、数百円のチョコを貰ったから・・・と同じ金額くらいのお返しを用意して満足される訳がありません。そもそも、普段からケチではない男を演じているから、好かれているのです。
そんな男性はホワイトデーに『倍返し』という謎のルールが課され、さらにいうと『誰にでも平等であること』を信条にしているため、数万円の負担を強いられてしまいます。
君っぽい・・・
つ、つらい・・・
さらに、ホワイトデーでお返しする予定なのに「バレンタインデーのお返しに飲み行こう」などと、意味不明のことを吐かしやがる女子たちに翻弄されることもあります。
バレンタインデーを中止にしないと不幸になる女性
残酷なバレンタインデーは、男性だけではなく、女性をも不幸にしてしまいます。
何度も言いますが、全ての元凶は『女子が好きな男性にチョコレートを贈る』という謎のルールのせいです。
告白する相手のいない女性
別に恋愛をすることが正義であるということはありません。バレンタインデーだからと無理に告白することが、正義という訳ではありません。
そうだと思う
ですが、周りの女子が浮かれていると「私には愛を告白する相手がいない。不幸な女・・・」と卑屈になってしまいます。
デパートやスーパー、コンビニに買い物に行けば、『バレンタイン特集』コーナーが目に入り、独り身でいることの辛さ、もしくは、パートナーがいるのにチョコをあげる必要性を感じない・・・寂しさを感じてしまいます。
恋をしていない女性を不幸にします。
古い風習の残る会社に勤める女性
好きでもない・・・どちらかと言うと嫌いな上司や同僚にチョコを配らなければ、「ノリの悪い女」とレッテルを貼られてしまうような会社が令和の現代でも残っています。
もちろん、義理チョコなので経済的負担は大きくありません。ですが、義理チョコではなく、義務チョコ・・・バレンタインデーにチョコを配らなければならないと思うと憂鬱になります。
それは嫌だね・・・
まだ、ホワイトデーにお返しをくれるような男性ばかりなら問題はありませんが、「どうせ、義理チョコでしょ?」みたいな態度を取り、「お返しはしなくて良い」と勝手にルール改定をしているクソ親父がいると心はズタズタに引き裂かれてしまいます。
バレンタインデーは、無理やり参加させられる女性を不幸にします。
八方美人の女性
バレンタインデーは、誰にでも気がある態度を取り、男性に媚を売っている女性を不幸にします。
あちこちで「あなたは特別」なんて男性に気を持たせ、男性を利用しようとしているとバレンタインデーの本命チョコを用意するため、莫大な予算が必要になります。
・・・必要経費
普段であれば、男性に媚を売り、好きなものを買ってもらえるかも知れませんが、さすがにバレンタインデーに「(違う男にあげる)チョコが欲しい」ということはできないはずです。
もちろん、見返りがあるとの計算していると思いますが、そんな女性に手玉に取られる男性は、純粋で一途な恋心を抱いているため、本命っぽいチョコレートを手にした瞬間、有頂天になり、「ホ、ホテルに行こうか」と身体を求めてくる。他の男性にもチョコを配らないといけないのに・・・大切なバレンタインデーの時間を奪われてしまうリスクが発生してしまいます。
配る順番など、緻密な計算をしなければ、利用したい男性が離れてしまいます。
バレンタインデーは必要なのか
ここまで、バレンタインデーを中止にしないと不幸になる人間が多いことを伝えてきました。
あなたに質問です。
それでもバレンタインデーは必要ですか?
バレンタインデーを楽しめるのは、愛する女性からチョコが貰えるごく一部の男性と、バレンタインデーに背中を押され、告白することで、ラブラブになる確率の高い運の良い女性だけです。
そんなことはない
あなたは、バレンタインデーを楽しめる気がしますか?
少なくとも僕は、今年のバレンタインデーは楽しめる気がしません。というか、これまでの人生でバレンタインというイベントでいい想いをした記憶がありません。
それはツラい・・・
もし仮に、あなたが僕のために、愛を込めたチョコを用意してくれるのであれば、僕はバレンタインデーは必要だと思います。というか、バレンタインデー中止に断固、反対をします。
ギブミー、チョコレート・・・
あなたの愛が欲しい。
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