「小1の壁で退職して良かったか?」と聞かれたら、私は迷わず「良かった!」と答えます。
保育園に子供を預けて働くママにとって、最初の壁がいわゆる、小1の壁・・・。
子どもが小学生に上がると、仕事と育児の両立が難しくなるんじゃないかと心配なワーママもいると思いますが、ハッキリ言って覚悟が必要だと思います。
私は、長男が小学校にあがるタイミングで、フルタイムの仕事を辞めました。
結果、小1の壁をひょいっと乗り越えることができ、私にとっても息子にとってもメリットが大きかったので「退職して良かった」と思っています。
もし、あなたが「小1の壁」を乗り越えられるか不安なら、「退職」という選択も真剣に考えてみてください。
マイナスだけじゃないよ♪
子供が小学校にあがると、仕事と育児の両立がむずかしくなることを「小1の壁」と呼びます。むずかしくなる理由は主に5つ。
- 帰りが早い、帰宅時間がバラバラ
- 学童も18時までのところが多い
- 春、夏、冬の長期休みがある
- 学校行事が平日にある
- 子供が新しい環境に慣れるまでの不安
なるほど・・・
あなたも、子供が小学校にあがる前に「フルタイム勤務を続けられるかな?」とか「パートにしようかな?」と考えると思います。
私が小1の壁で退職したことを、正解と感じた一番の理由は「安心感」です。退職の選択は子どもにとっても、ママにとってもメリットが大きかったと感じています。
私自身の体験をもとに「小1の壁」といわれる理由と、乗り越えるために「退職したメリット」を合わせてお伝えしていきます。
あなたのモヤモヤを解消するよ♪
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【累計お申込数35万件突破】保険マンモスの『FPの無料保険相談』小1の壁で退職して良かった?乗り越えるべき5つの問題
「小1の壁が原因で、転職・退職を考えた経験はありますか?」という質問に3.5人に1人のワーママが「ある」と答えた・・・という世論調査の結果があるのは知っていますか?
この結果からも多くのママが悩んでいることが分かりますよね。
悩んでるの、私だけじゃないんだ
私も結果論として、「小1の壁にぶつかった時に退職して良かった」と思っていますが、当時はものすごく悩みました。
実際に働き続けるママもいるわけだし、頑張って続けた方がいいんじゃないか・・・収入が減ってしまうけど大丈夫かな・・・復職するのって大変なんじゃないか・・・など。
不安だよね
保育園は「共働き」を前提としているのに対して、小学校は全く配慮されていません。さらに、新しいお友達や先生、勉強、登下校など子供を取り巻く環境が大きく変わります。
小学校は帰宅が早かったり、曜日によって違う
私は息子が保育園のときは19時まで延長保育をお願いしていました。
17時までの勤務でしたが、ピッタリに帰れることってないですよね。片づけたり、着替えたりして職場を出るのが17時半。通勤は車で60分・・・北海道なので冬になると90分。
延長かけてもギリギリ・・・
保育園では何とか間に合っていたお迎えですが、小学校はそうはいきません。
特に低学年のうちは、13時半くらいに帰宅する日もあります。
これはフルタイムで働くママにとって、小1の壁として最も大きな壁ではないでしょうか。
そんなに早かった!?
週1くらいであるよ
4年生以上になると委員会やクラブ活動があって帰宅時間は17時~18時くらいになることもあります。ただ、フルタイムで仕事をする場合はどうしても放課後の預け先が必要になってきます。
低学年ほどお留守番が長くなっちゃう
入学直後は、もっと早いから注意だよ
児童会館や学童保育も18時までが多い
放課後の預け先は主に児童会館や学童保育になりますよね。
地域差があると思いますが、近くに児童会館や学童保育があるのか、また、入れるのかという問題がでてきます。
うちの息子の場合は学童保育はいっぱいで入れず、児童会館は一般のバスに乗っていく必要がありました。
子供も私も不安・・・
同級生の男の子の話になりますが、児童会館に行くつもりでバスに乗ったものの、ママに会いたくなって街中まで乗っていってしまった子がいました。
今は小学生でもスマホやキッズ携帯を持たせることを検討すると思いますが、当時はまだ持っている子が、ほとんどいなかった時代です。大騒ぎになったのを今も覚えています。
GPSで居場所が分かっても心配!
身震いしちゃうよね・・・
また、学童や児童会館に行けたとしても18時までのところが多いので子供が夜道を一人で帰ることになったり、ママが帰るまで一人でお留守番することになります。
キッズ携帯とスマホの良いとこ取り≫≫みまもり機能が充実したキッズケータイ「Hamic」長期休みがある
小学校に入学すると、保育園になかった長期の休みが出てきます。春休み、夏休み、冬休みですね。
児童会館や学童保育が利用できれば、普段と同じように預かってもらうことはできますが、同じように時間は18時までです。
その場合、給食がないので、毎日お弁当を持たせることになりますよね。中学生や高校生と違って「作れなかったから買って」では済まないので、忘れず毎日つくる必要があるんですよね。
これが結構プレッシャー
絶対、寝坊できないね・・・
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小学校の行事は平日がマスト
授業参観や家庭訪問などの学校行事は平日にありますよね。また、運動会など土日に行事があった場合は月曜日が振替休日になります。どちらにしても仕事をしていると休む必要がでてくるんです。
今は共働きが普通なのでPTA活動も「仕事をしているから参加できない」で逃れることはできません。
また、こういった行事を通して、先生やママたちと交流しておくと、ちょっと困ったときなど「気軽に聞ける」というメリットもあります。
無理にママ友を作る必要はないけど・・・
普段から交流があると安心かも
はじめての環境に慣れていく移行期間
幼稚園や保育園で一緒だったお友達がクラスにいると少し安心ですが、そう上手くいくとも限りません。特に保育園は必ずしも同じ学区内の子ばかりではないですよね。
新しい先生に新しい友達、勉強もはじまります。今までは親と一緒に登園していた子供たちが、自分で登下校することになります。
小学校に入学したからといって、急に一人で何でもできるようになるわけではないし、新しい環境になれるだけでも時間がかかる子もいます。
子供はもちろんですが、サポートが必要な場面が増えるのでママだって大変です。
大事な時期だよね
寄り添えたらお互い安心
小1の壁で退職して良かった!3つのメリット
小1の壁にぶち当たり、退職・・・なんだか負けたような気持になるかもしれません。
でも、私はメリットの方が大きいと感じています。10年以上経った今でも、後悔どころか本当に退職して良かったと思っているので、悩んでいたら「退職」も含め検討してみてください。
なかでも私たち親子が「小1の壁で退職」を選択して良かったと感じたメリット3つをご紹介します。
「急なお休み」憂鬱からの解放感がハンパない!
フルタイムで働いていたときは、子供の体調不良などで「急なお休み」の連絡をするのが本当に苦痛でした。
でも、「小1の壁」で退職したことで、この苦痛が一切なくなります。
この解放感といったら言葉で言い表せないほどです。
学校行事だろうが、子供の体調不良だろうが、「迷惑をかける・・・」という罪悪感がなくなります。退職して、このストレスがいかに大きかったか再認識するほど。
心に羽がはえたみたい♪
大袈裟じゃなくね!
関連記事:ワーママ歴15年が実践してきた「ワーママつらい」を吹き飛ばす方法
ママ友がほとんどいない不安から解消された
ママ友とのお付き合いって「面倒」なイメージがあると思うんですけど、実際はママ友がいて助かることも多かったです。
私は、小1の壁で退職するまで、保育園のお迎えは延長をかけていたんですね。なので、ママたちと顔を合わせることがほとんどありませんでした。
孤独な保育園時代だったんだね
一人もママ友がいなかった・・・
それでも、保育園は毎日、先生とお話しできるので、情報や子供の様子も聞くことができます。
でも、小学校に入学するとそうはいきません。先生や学校とどれだけ密に繋がるかはママ次第なところがあります。
私はPTAで学校によく行っていたよ♪
私は小1の壁で退職することで、時間と心の余裕ができたんです。PTAに参加することで先生とも顔見知りになり「ママ友を作らなくちゃ!」という焦りや、ママ友がいない不安がやわらぎました。
「うちの子が○○ちゃんと仲良しだし・・・ママと仲良くしておこう」というふうに、子供中心に考えるとママ友は煩わしいかもしれません。私の場合は「子供は子供、私は私」と割り切って、「自分が好きだから友達になる」というスタンスで、ママ友付き合いをしていました。
必死に作る必要はないんだよね
1~2人でもママ友がいると、情報はじゅうぶん入ってくるし、残りの困ったは学校に連絡をすることで大抵のことは解決できます。
1人のママ友でも情報網はすごい!
侮れないよね!
うちの子は、お便りがランドセルの底でくちゃくちゃになっているタイプなので、ママ友やPTAで学校に行った時に偶然聞いた情報に何度も助けられました。ママ友からの情報→息子に確認→お便りあった!→ギリ間に合う・・・というのがお決まりの流れでした。
「いってらっしゃい」「おかえり」で子供もママも安心
「いってらっしゃい」と送り出し、「おかえり」と我が子を迎える・・・これってワーママにとっては難しい場合もあります。
私がフルタイムで働いていたときは、1番早く家を出ていたので、保育園にはダンナが送っていってたんですよね。
なので、我が子を「いってらっしゃい」と送り出したのは小1の壁で退職をした時がはじめてでした。子供の成長を感じ、ちょっと・・・いや、かなり感動したのを今でも覚えています。
楽しそうだったり、不安そうだったり・・・その日の気分や、学校で何があるかによって、子供の様子って全然違うんだなってこの時、知りました。
そして、小1の壁で退職して何より良かったことは「おかえり」と迎えられることです。
母だからかもしれませんが、子供が「ただいま」と言ったときの表情や声のトーンで、その日、学校が楽しかったのか、何か嫌なことがあったのか分かるものです。
テレパシー!?
うん!そんな感じ!
どちらにしても、子供の感情が薄れないうちにすぐ、寄り添うことができて本当に良かったと思っています。
嬉しいことは一緒に喜べるし、落ち込んでいる時は話を聞いて、必要ならすぐ対応することができる。それが、幼い子供にとっては、すごい安心感につながると私は思います。
小1の壁で退職して良かったと思えるか
ママの心にゆとりがあると、それだけで子供は安心するものです。ママが笑顔だと、子供はそれだけで充たされた幸せな気持ちになります。
もちろん、仕事をしているからといって、子供に向き合えない訳ではありません。ただ、覚悟と工夫は必要だと思います。
もし、あなたが仕事を続けることで「心のゆとり」がなくなるかも・・・という、不安があるなら、小1の壁にぶつかる前に、「退職」も含めて働き方を見直してみることをお勧めします。
小1の壁は乗り越えられない壁ではありません。
ただ、それぞれのママと子供に合った乗り越え方があります。
子供の様子、家族やまわりの協力、自分の気持ち、仕事の状況などは、様々です。
あなたの置かれている環境はどう?
小1の壁は、親として子供とどんなふうに関わっていきたいか、ママにとって働く意味は何なのか・・・自分や子供、家族の在り方を立ち止まって見直す良い機会です。
小1の壁を前向きに捉えて、しっかり見つめてみてください。
将来に不安があるなら、家計の見直しを
家計を預かるママとして、いちばん心配なのは、なんと言ってもお金のこと・・・少なくとも、私はそうだと思います。
子どもが成長し、いつ、どれだけのお金が必要なのか、車が必要になったときの資金はどうするか、持ち家を買うべきか・・・お金のことが頭から離れません。
そうだよね・・・
そんな不安を払拭するためには、まずは、お金のプロであるファイナンシャルプランナーさんに相談してみましょう。
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